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作業場日記

みなさん、明けまして」おめでとうございます。

Leeです。

今年はブログの書き込み、どんどんお願いします。



 

今度一月末に上棟予定の木材です。

幅約30cm、長さ約8mの牛梁です。地方によっては間渡しとも言います。

最近、田辺・西牟婁地方ではこんな大きな材を使うことは少なくなりましたが、御坊・印南・南部地方ではよく使われます。

  けっこう しんどい・・・

尺2寸のノコがいっぱいです。

 一流職人!?のトクさん

こちらは桁類です。

この物件は奥行き13mあります。13mの長さの1本の木というのは、なかなか使えないので、継ぎ手を作ります。

    

墨付けして・・・ 刻みます。

 

継ぎ手にもいろいろあって、これは金輪継ぎといいます。

この方法でやると、かなり強固な継ぎ手になります。

が、手間はかかります。

しかし手間をかけるということは、それなりの理由と値打ちがあるというものです。

最近では大量生産・時間短縮・ローコストに有効なプレカット化が進み、こういった継ぎ手や仕口を見ることが少なくなっています。

プレカットにも継ぎ手・仕口はありますが、少し簡素化され若干甘めになっており、主に金物で固めるという形になっています。

しかし金物だけに頼っていたのでは、地震などの大きな力には耐えることができません。

しっかりとした木でしっかりとした工法を用いて地震や台風などの大きな力をどう受け止め、どう受け流すかを考えることが大切です。

  

昔からの木造建造物が今日まで残っているのが、良い例と言えます。

構造材は大半は家が出来上がってしまえば、包まれて隠れてしまいますが、

出来上がりの見栄えだけやローコスト、ブランドなどにこだわるより大事な部分ではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

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  • 作業場日記
  • 投稿者:ゲストユーザ on 2008/02/07 10:42 午前

昔は梁の大きい家は丈夫で狂いが来ないと、どの家も大きな梁を乗っけていました。

ちなみに我が家にも大きな梁が乗っかっています。築二十年です。

子供の家はプレハブ住宅ですが、確かに地震や台風にも強く良いと思います。

しかしコストは少し高く付くと思いました。

紀州材の発展のためにも木造住宅の良さを知ってもらいたいものです。

ふんころがし

  • 作業場日記
  • 投稿者:ゲストユーザ on 2008/02/16 08:03 午後

そうですよね。プレハブ住宅は制震や免震など独自の工法がありますが、やはりコストは多少高く付く傾向にあるようです。

木造在来工法でも地震のエネルギーを熱エネルギーに変えて威力を減少させる装置がありますが、やはりその分コストは高くつきます。

以前他の親方にこう言われたことがあります。

「ほんまは筋交いなんていらんのや。木は多少揺れてもしなって持つ」

現在の住宅は金物で固めなくては家が建ちません。検査が通らないからです。

本当に優れているのはどちらなんでしょう?・・・

  by Lee